リスクにかけろ

株と金融とプログラミング

抽象論は役に立たない。

株のトレードにも、人間関係にも、抽象論は役に立たない。
具体的な行動に結びついてこそ価値がある。
損切りは大切だ。という話は、どういう相場と戦略で、X%の損切り幅を設定することでY%利益率が向上する。
という具合に具体的でなければ何の意味もない。
人間関係でも同じように、挨拶は大切だとか、とりあえず相手のことを否定しておけというテクニックは役に立たない。
αさんはβというコミュニケーションを好み、γというコミュニケーションを嫌うというデータが大切である。
奥さんとの喧嘩を減らすためには、奥さんの気持ちを本から学ぶより、奥さんとの会話や喧嘩の原因をエクセルでデータを取るほうがずっと解決に繋がる。
他人の言葉にしても同じで、具体的なアドバイスはとりあえず言うとおりにやってみて成否のデータを取る価値があるが、「頑張れ」「やる気を出せ」のような抽象的な言葉では何の役にも立たない。
具体的な事例は一般化しづらく汎用性に欠けるが、そこで聞こえの良い抽象的な一般論に逃げるのでは意味が無い。
具体的なデータを蓄積し、分析し、PDCAを回すための方法論を学ぶべきである。
この文章もまた具体性に欠けるというトートロジー